BMCのロードバイクというとどんな印象でしょうか?日本ではまだまだ知らない方も多いのかも知れません。魅力満載のBMCを知らないのは非常にもったいないことです。日本への流通自体あまり多くないといった事情もありますが、ロードバイク人気の高まりや人気漫画「弱虫ペダル」の主人公、小野田坂道の愛車として知られたりと知名度も上がってきています。
今回は、そんなBMCのロードバイクの知られざる魅力を紹介します。
BMCのロードバイクの特徴と評価・評判
BMCは1994年に誕生した、スイスの自転車メーカーです。BMCのロードバイクの特徴といえば、まずAECテクノロジーです。AECテクノロジーとは、最良のフレームデザインを生み出すBMC独自のソフトウェアのことで、これにより、開発速度が格段に上がりました。
次に、Skeleton Conceptと呼ばれるトップチューブとシートポストの結合部よりシートステーの結合部が低い位置にある独特な設計です。見た目ですぐにBMCのロードバイクと分かる、目立った特徴でしょう。
Skeleton Conceptにより、シートステー後方にしなりを生み、振動吸収性も増します。そして、BMCロードバイクの人気モデルといえばフラッグシップモデルでもあるTeammachine シリーズのSLR01です。数々のレースで勝利を収めてきたTeammachineのハイエンドモデルとして長年愛されています。BMCのロードバイクは日本ではあまり見かけませんし、取り扱いがほぼカーボンモデルということもあり、価格も高いですが、その分、人気の理由でもある重量や剛性、デザイン、なによりスピードへのこだわりで、熱狂的ファンを満足させています。
BMCは、オールラウンドにスピードを求める、ロードバイクに熱いユーザーにおすすめのメーカーです。
最近注目のBMCのロードバイク「SLR01」とは?
大人気漫画、「弱虫ペダル」の主人公、小野田坂道の愛車が実はBMCということもあり、2017年に小野田坂道とBMC SLR01のコラボが実現し話題となりました。そんな、SLR01とは2011年、カデル・エヴァンスのツール・ド・フランス総合優勝をはじめ、数々のレースで勝利してきた実績を持つTeammachineシリーズのハイエンドモデルです。
BMCのテクノロジーの集大成といっても過言ではないSLR01は、ACEはもちろん、振動吸収性を生み出すD型シートポストやインテグレーションの高いICSなどの技術が詰まっています。優れた加速性能でスプリントには絶大な信頼性があり、デザイン性においても評判が良いロードバイクです。
話題性、性能、デザイン、ブランド力、どれをとっても注目されること間違い無しのおすすめモデルです。
BMCのロードバイクのおすすめ人気4選
カーボンフレームがメインであるBMCのロードバイクをアルミフレームやロングライド向けのロードバイクも混ぜつつ、特徴などを説明します。
また、おすすめのBMCロードバイク人気4選も合わせて紹介します。
SLR02の詳細情報
フレーム素材 | カーボン |
サイズ | 480 |
適正身長 | 160cm~170cm |
重量 | 8.1㎏ |
フロントディレイラー | SHIMANO 105 FD-5800 / 50-34T |
リアディレイラー | SHIMANO 105 RD-5800 / 11速 |
兄にも引けを取らないSLR01の弟分 SLR02
見た目は、ハイエンドモデルSLR01そっくりのSLR02ですが、良く見るとカーボンの質を落としていたり、ケーブル類が内蔵式では無くなったりと違いがあり、価格的にもお求めやすくなっています。コンポーネントも、アルテグラと105から選択可能で、価格に合わせて検討することができ、購入し易いでしょう。
また、2016年モデルからはカラーリングも大きく変わり、105仕様もブルーからグレー/レッドに変わりました。無理のない価格で、上位モデルのテクノロジーとデザインを味わいたい方にぜひ、おすすめのロードバイクです。
SLR03の詳細情報
フレーム素材 | カーボン |
サイズ | 510 |
適正身長 | 168cm~175cm |
重量 | 8.48㎏ |
フロントディレイラー | SHIMANO ULTEGRA FD-6800 / 50-34T |
リアディレイラー | SHIMANO ULTEGRA RD-6800 / 11速 |
アルテグラミックス限定車 フルカーボンフレーム SLR03
通常、105コンポーネントまでのグレードが採用されているSLR03ですが、限定車ではアルテグラミックスが用意されています。シマノのコンポーネントでは、2番目にグレードの高いアルテグラのため性能は、おりがみ付きです。レースにヒルクライム、ロングライドとオールラウンドに対応してくれるでしょう。
また、SLR01からACEなどのテクノロジーが継承されつつも、カーボンフレームのシリーズでは価格も抑えられ、最強のコスパを誇るため人気が高いです。2018年式からはSLR03はラインナップされていないようで希少なため、ネット販売の購入はお買い得かも知れません。黒/黄のカラーリングも珍しく、おすすめのロードバイクです。
ALR01の詳細情報
フレーム素材 | アルミ |
サイズ | 445 |
適正身長 | 160cm~170cm |
重量 | 8.94㎏ |
フロントディレイラー | SHIMANO SORA FD-3500 / 50-34T |
リアディレイラー | SHIMANO SORA RD-3500 / 9速 |
Teammachineシリーズ唯一のアルミロードバイク ALR01
カーボンフレームのSLR01ではなくアルミフレームのALR01です。SLR01、SLR02とカーボンフレームで高価なTeammachineシリーズの中、唯一のアルミフレームのALR01は、エントリーモデルという立ち位置でお求めやすい価格になっています。
そんなALR01ですが、似ているのは名前だけでは無くデザインや性能でもハイエンドモデルSLR01に限りなく近づいています。乗り心地にしてもカーボンと間違えそうになるという意見もあるほどです。
今までのアルミフレームの見方が変わるかも知れないおすすめのロードバイクです。
ROADMACHINE01の詳細情報
フレーム素材 | カーボン |
サイズ | 510 |
適正身長 | 170cm~180cm |
重量 | 8.14㎏ |
フロントディレイラー | SHIMANO ULTEGRA FD-6800 / 50-34T |
リアディレイラー | SHIMANO ULTEGRA RD-6800 / 11速 |
常識外れのエンデュランスバイク ROADMACHINE01
皆さんはロングライド向けのロードバイクを探すときに何を重視するでしょうか?耐久性、持久力のエンデュランスバイクと快適性のコンフォートバイク、これらは同じくくりで考えられてきたはずです。
しかし、BMCのロングライド向けエンデュランスバイクであるROADMACHINE01は「コンフォートバイクではない」と公式サイトで、はっきり名言されています。
エアロチューブ形状やインテグレーション化を意識したフレームなど、コンフォートのために、BMCらしいきびきびとした動きやスピードを犠牲にはしないという姿勢は、従来の常識から考えると驚きですが、BMCならではの魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。ロングライド向けロードバイクでありながらレーシングブレンドとしての誇りを失わない、おすすめのエンデュランスバイクです。
まとめ
BMCのロードバイクの特徴や人気おすすめ4選など紹介しました。BMCは、本格レーシングブランドというイメージで、初心者には敷居が高い印象かも知れませんが、「弱虫ペダル」とのコラボなどで、日本でも人気が高まってもきています。今回の記事が、BMCのロードバイクをさらに、身近に感じていただくきっかけになれば幸いです。
最新情報をお届けします
SportsTechベンチャーのAspoleが『オリジナルインソール』をBMZ社と共同開発。公式発売に先駆けてクラウドファンディングを開始!

「AspoleZERO」の特徴
- 「運動性」と「安定性」と「柔軟性」の三位一体
- 「立方骨(キュボイド)」を安定させる
- 衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた高級素材「ポロン」を広範囲に使用
コメント
※承認後に表示されます。