みなさんは黒色というとどんなイメージですか?
「暗い」とか、「地味」でしょうか?
そのようなイメージがある反面、きっとロードバイクにおいて黒色は、多くの方が「かっこいい」というイメージでしょう。
今回はそんなかっこいい黒のロードバイク10選を紹介します。
おすすめ関連記事↓
【永久保存版!】ロードバイクの最強おすすめ15選!2018最新モデル・安い・初心者
ロードバイクの種類と特徴
ロードバイクといっても、目的や用途によって、いくつかのタイプがあることを知っていますか?
ロードバイクの種類は以下の3つです。
- レースバイク
- ヒルクライム
- ロングライド
レースバイク
ロードバイクの中でもレースで使われるレースバイクは、究極にスピードを重視したタイプです。
スタンドやライトなど速く走ることに関係のないパーツを取り去っているのはもちろん、駆動効率の良い、高性能コンポーネントが搭載されています。
さらに、速く走るためには軽量化も必要です。サドルやステム、ブレーキなど細かいパーツにも軽量化が施されています。
ペダリングの力を逃さずに駆動系に伝えることも、速く走るためには大事なことです。柔軟性のあるフレームより、剛性のあるフレームの方がより効率良く推進力が上がるため、レースバイクでは、軽量と剛性を兼ね備えたカーボンフレームが人気です。
ただし、価格的にカーボンフレームはとても高価です。安くても20万円前後、100万円以上するものも多いです。フレームやコンポーネントも10万円未満だと入門レベルで、10万円以上からレース仕様になってくるようです。
ヒルクライム
ロードバイクでヒルクライムに挑戦する際に、一番重要になる点は車体の軽量化でしょう。
ヒルクライムといえば山登りです。重力の力が、より大きな負荷になるため、軽量化は必須となります。
車体の軽量化で一番効果的なのは、もちろんフレームです。軽量といえば、一般的にアルミかカーボンかで、迷うところです。
まず、第一に価格の違いですが、入門レベルでも10万円以上の差がつきます。本気でヒルクライムのロードバイクを探している方にとっては、ほとんどがこの価格の問題で決まるのではないでしょうか?
なぜなら、レースバイク同様、ヒルクライムにおいてもカーボンは、抜群の性能を発揮するからです。むしろ、ヒルクライムでこそ、最も効果を発揮すると言っても過言ではないでしょう。
重量に逆らって進まなければならないヒルクライムでは軽量とともに、高い推進力が必要になるため、価格的に余裕があればカーボンフレームのバイクがぜひ、おすすめです。
アルミ製などのフレームを選ぶ際は、なるべく105以上で軽いギア比のコンポーネントがヒルクライムに適したロードバイクといえます。
ロングライド
ロングライド用のロードバイクでは、いかに楽に、長く乗っていられるかが課題になりますが、負担に感じることは、人によって若干変わってくるでしょう。
代表的なことでいうと、お尻の痛みや掌、腕の痛み、振動による体へのダメージなどが挙げられます。
お尻の痛みには、クッション性の良いサドルや尿道圧迫などを軽減する穴あきのサドルが良いでしょう。
掌や腕の痛みには、前傾姿勢のポジションを見直したり、バーテープもショック吸収に優れたものがおすすめです。
振動に対しては、フレームはもちろん各パーツに、衝撃吸収に優れたカーボンを使いたいところです。
また、ロングライドでも車体の軽さは、体への負担を軽減するため大事になります。
その意味でもカーボンは効果的ですが、高価な素材のため、なかなか手を出しにくいのがネックです。
そんな時はタイヤチューブをラテックス製にしたり、比較的安価なカスタマイズで、足回りの衝撃吸収性を高めるだけでも、だいぶ違いが出てきます。
ロングライドにおいて水分や栄養補給は欠かせないため、ボトルケージを付けたり、パンクに備えてのパンク修理キットや予備のタイヤチューブを入れるツールバックを付けたりすることで、ロングライド仕様のロードバイクにすることができます。
かっこいい黒のロードバイクを扱っているメーカー
View this post on Instagram
かっこいい黒のロードバイクを扱っているメーカーは多数ありますが今回は以下の3つのメーカーをご紹介。
Felt
View this post on Instagram
ロードバイクで黒といえばFELTをイメージする方も多いでしょう。
創業者ジムフェルトが、初めてトライアスロンバイクのフレームを完成させた際に、当時最新鋭だった戦闘機B2と同じマットブラックに塗装したことに始まり、FELTでは多くの黒のロードバイクがラインナップしています。
ドイツ製のイメージ通り質実剛健なデザインのFELTは、FAST=速く、LIGHT=軽く、SMOOTH=乗り心地の良さを追求してきた歴史を持ちます。
また、人気コミックの「弱虫ペダル」から生まれた、弱虫ペダルサイクリングチームでも使用されていることから、日本でも知名度が上がっています。
価格的にも入門レベルからラインナップされていて、購入しやすいです。
フレームの魔術師と呼ばれるジムフェルトのフレームをぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
ピナレロ
View this post on Instagram
かっこいい黒のロードバイクといえば、イタリアのブランド、ピナレロも挙げられるでしょう。
ピナレロと長くパートナーを組んでいるプロチーム、スカイのカラーで黒のイメージが強い方も多いはずです。スカイカラーが採用されているモデルもあり、黒のロードバイクが好きな方にはおすすめです。
ピナレロといえば左右非対称のフレームが有名です。
左右非対称フレームとは、ペダリング時にチェーンが常に右側で回転しているため、荷重のかかり方が左右で違うという問題を解決するためにデザインされたフレームです。
2009年には、世界初の左右非対称ロードバイクを発表しました。
高級そうで、初心者はなかなか手を出しにくいイメージもありそうなピナレロですが、エントリーモデルもあるため安心です。
DE・ROSA
View this post on Instagram
デローザは女性から男性まで幅広い層に人気のイタリア発祥のロードバイクメーカーです。
ピナレロやコルナゴと同様に高級なイメージが強いので初心者の方は抵抗を感じるかもしれませんがそんなことは気にせずにカッコいいです!
弱虫ペダルのキャラクターが乗っていることでも有名でファンも多いです!
黒いロードバイクの最強おすすめ10選
仕様
- フレーム素材:アルミ
- シートチューブ:440mm(実寸)
- トップチューブ:493(ホリゾンタル換算510)mm(実寸)
- 重量:8.42kg
黒色を基調に赤いラインが特徴のFELT F75
FELTの代名詞ともいえるFシリーズはシンプルでオーソドックスなレーシングロードバイクで、カーボン製のラインナップもありますが、F75はアルミニウム素材になります。
素材としてよく使われるのは6061アルミニウムですが、FELTでは航空機にも使われる強度の高い7005アルミ合金が採用されています。
強度を保つのが難しく、加工しにくい7005アルミニウムですが、フレームの魔術師ジムフェルトのカスタムバテッド製法がFELTのアルミロードバイクへの採用を実現しました。
カーボンに匹敵する強度と軽さで鋭い走りを実現、シンプルなデザインに、落ち着いた黒色がかっこいいおすすめロードバイクです。
仕様
- フレーム素材:アルミ
- シートチューブ:470mm(実寸)
- トップチューブ:515mm(実寸)
- 重量:9.55kg
快適性重視、FELTのZシリーズロードバイク、FELT Z4DISK
FELTのZシリーズに当たる、FELT Z75 DISKですが、レースタイプのFシリーズに比べて快適性を重視した、ロングライド向けに作られています。
DISKとはディスクブレーキ採用ということで、制動力が向上しています。
長時間乗っていても楽な姿勢を保てるように、ハンドルの位置が高めに設定されていたり、低速走行時の安定性を重視していたり、ロングライド向けに納得の作りですが、ペダリングの軽さや軽量化にもこだわった設計でレース向けとして使うことも想定されています。
仕様
- フレーム素材:カーボン
- シートチューブ:520mm(実寸)
- トップチューブ:525mm(実寸)
- 重量:8.54kg
定番の黒色基調に赤の組み合わせがかっこいい、ピナレロ2013 FPクワトロです。
ピナレロの代名詞、ONDAフォークと左右非対称フレームもしっかりと採用、性能的にクラスを超えたコストパフォーマンスを感じることでしょう。
ピナレロ2013 FPクワトロは、搭載コンポーネントもシマノだと105~アルテグラ、カンパニョーロはアテナまで選択肢があり、アルテグラとアテナは電子制御変速システム仕様も揃っています。
価格が最大で20万円くらい変わってくるため、予算とお好みで選択すると良いでしょう。
一番下位の105コンポーネントでも十分レースに対応できます。
レースからロングライドまで幅広く対応する、おすすめロードバイクです。
仕様
- フレーム素材:カーボン
- シートチューブ:515mm(実寸)
- トップチューブ:530(ホリゾンタル換算535)mm(実寸)
- 重量:8.43kg
ピナレロのミドルグレード、GANシリーズのレーシングロードバイクです。
ピナレロのGANシリーズはハイエンドモデルDOGMAの性能を継承しつつ、価格を抑えて購入のハードルを下げています。
ピナレロの代名詞、ONDAフォークや左右非対称フレームが生む、安定感抜群のハンドリング、通称ピナレロハンドリングなどはもちろん、ハイエンドモデルDOGMAから継承されるT600カーボンの強度と剛性、エアロダイナミクスを備えています。
デザインや性能でクラスを超えるコストパフォーマンスの良さがピナレロの特徴です。
ハイエンドクラスにも引けを取らない、カーボン製レーシングロードバイクのおすすめです。
仕様
- フレーム素材:カーボン
- シートチューブ:490mm(実寸)
- トップチューブ:525(ホリゾンタル換算540)mm(実寸)
- 重量:7.25kg
スペシャライズドのミドルグレード、Tarmacシリーズのレーシングロードバイクです。
スペシャライズドは「エアロこそすべて」をテーマにエアロダイナミクスに全力を注いでいます。
エアロダイナミクスを考え抜かれた独特なデザインは、自社風洞実験施設Win Tunnelから生み出されます。
2012年製造のTarmac SL3 Expertは、現在も進化を続けるロードバイクには、技術的な性能では劣るものの当時からレースに勝つために作られた高性能ロードバイクです。
フレームは軽量なカーボン製、加速で重要なBB周りの強度と剛性にも優れ、チェーンなどの一部は105ですが、ディレイラーやブレーキには、アルテグラコンポーネントを使用した、完全レース仕様になります。
仕様
- フレーム素材:アルミ
- シートチューブ:470mm(実寸)
- トップチューブ:500(ホリゾンタル換算510)mm(実寸)
- 重量:8.56kg
SCOTTのロングセラー、人気のレースバイクエントリーモデル、SPEEDSTER S30です。
スイスのブランド、SCOTTのアルミフレーム、エントリーモデルとして定番のSPEEDSTER S30がティアグラ組みを105に組み替えて、さらに本格レースモデルにチェンジしました。
前傾姿勢で負担の掛かるレース仕様のバイクと違い、上半身が起きる仕様になっており、タイヤも
通常のレースタイヤより太めの28Cまで幅があり、振動吸収性を高めています。
パッと見で目立ちませんが、水平トップチューブのエアロ効果、カーボンフォーク採用で細かい振動を軽減します。
黒を基調に青のカラーリングも、SCOTTでは珍しい上にかっこいいです。
カーボン製に比べて若干、重量も重めですが、気にならない快適性を備えており、エントリーモデルでありながら加速とハンドリング性能は抜群で、コスパ最高のおすすめロードバイクです。
仕様
- フレーム素材:アルミ
- シートチューブ:465mm(実寸)
- トップチューブ:510(ホリゾンタル換算530)mm(実寸)
- 重量:9.02kg
お求めやすいジャイアントのオールラウンドロードバイク、DEFY 2です。
ジャイアントといえば安定の台湾メーカー、日本にも流通が多いため価格が安く、ラインナップも豊富なのが特徴です。最近は日本でもロードバイク人気の高まりで、様々なメーカーのロードバイクを見かけますが、一昔前、街で見かけるロードバイクは、ジャイアントばかりでした。
DEFY 2はフレームに、剛性とステアリング安定度を高める、上下異径テーパー形状ステアリングチューブ規格「overdrive」などを採用、ジャイアントらしいコスパに優れた仕様です。
黒色を基調に、青のカラーリングと薄いトップチューブなど価格帯を含めてエントリーモデルとは思えない高級感があり、かっこいいおすすめロードバイクです。
仕様
- フレーム素材:カーボン
- シートチューブ:520mm(実寸)
- トップチューブ:535(ホリゾンタル換算548)mm(実寸)
- 重量:7.56kg
Rシリーズのミドルクラス、カナダの高級メーカー、cerveloのR3です。
なかなか手を出しにくい、cerveloの高級ロードバイクですが、その中では比較的リーズナブルなR3です。
Rシリーズはcerveloの中で軽量、剛性に優れたモデルですが、Sシリーズのエアロ性能も取り入れており、バランスが良いです。
cerveloといえばSシリーズの方が一般的に知られているかもしれません。
たしかに、Sシリーズはエアロダイナミクスを追求したデザインがインパクト大で、高級感もありますが、Rシリーズのオーソドックスなデザインでありながら、高性能を秘めているところも、好きな方にはたまらない魅力でしょう。
仕様
- タイヤサイズ 700x28C
- フレーム材質 スチール
- 適応身長 [520mm] / 175cm以上 [470mm] / 160cm以上
- フレームサイズ [ブラック]520mm [ホワイト]470mm
- 重量 14.6kg
人気の激安ロードバイク、Grandir Sensitiveです。
これまで大手メーカーばかり紹介してきましたが、かっこいい黒のロードバイクということで、この際、性能には目をつぶって、激安のかっこいい黒色ロードバイクを紹介します。
Grandir Sensitiveとは株式会社オオトモが輸入販売しているロードバイクです。
日本メーカーでは無いですが、故障などは株式会社オオトモのHPから問い合わせることができます。
性能の方は、クロスバイクの中~下ランクでしょうか。見た目ロードバイク、性能クロスバイクといったところです。
こちらのロードバイクでレースに出るのは、かなり無理があるため、おすすめできません。
このポイントをしっかり理解した上で購入を考えてください。
仕様
- タイヤサイズ:700x28C
- フレーム材質:アルミ
- 適応身長:160cm以上
- フレームサイズ:470mm
- 変速機:シマノ21段変速
- 重量:13kg
一見高そうな激安ロードバイク、CAR-015-CC UARNOS (ウラノス)です。
Grandir Sensitiveに続いてお求めやすい、株式会社オオトモが輸入販売しているブランド、CANOVERのCAR-015-CC UARNOS (ウラノス)を紹介します。
クラシカルなデザインのGrandir Sensitiveと違い、ディープリムを採用していたり、どちらかというと、エアロ系のレースバイク的なかっこ良さがあります。
フレーム素材も、アルミニウムになっており、軽量化されています。とはいえ、軽量ロードバイクとまではいきませんので、ヒルクライムには不向きです。
どちらにしろGrandir Sensitive同様、レースに出場できるような性能ではありません。
多少、ロングライドに向いた仕様で、見た目的に大手メーカーのミドルクラス位に見えるということと、性能はクロスバイク、といったポイントを理解して、購入を考えてください。
この記事で紹介している商品一覧
商品画像 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | FELT(フェルト) F75(F75) ロードバイク 2015年 48サイズ | FELT(フェルト) Z75 DISC(Z75 DISC) ロードバイク 2016年 51サイズ | PINARELLO(ピナレロ) FP QUATTRO(FP クアトロ) ロードバイク 2013年 500サイズ | PINARELLO(ピナレロ) GAN(ガン) ロードバイク 2016年 515サイズ | SPECIALIZED(スペシャライズド) TARMAC SL3 EXPERT(ターマック SL3 エキスパート) ロードバイク 2012年 | SCOTT(スコット) SPEEDSTER S30(スピードスター S30) ロードバイク 2012年 | Giant(ジャイアント) DEFY 2(デファイ 2) ロードバイク 2014年 Sサイズ | CERVELO(サーヴェロ) R3(R3) ロードバイク 2017年 54サイズ | Grandir(グランディール) ロードバイク 700C シマノ21段変速 | CANOVER(カノーバー) ロードバイク 700C シマノ21段変速 |
購入先 | Amazon楽天 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon楽天 | Amazon | Amazon | Amazon楽天 | Amazon楽天 | Amazon楽天 |
まとめ
黒のかっこいいロードバイクを10選紹介しました。
黒というと暗いなど、ネガティブなイメージでもよく使われてしまいますが、女性を美しく見せたり、高級感や重厚感を出すにはこれしかないといえる色です。
あまりお金をかけられないけど、とにかくかっこいいロードバイクに乗りたいという方は、フレームを黒にするだけでもだいぶ違います。
やっぱり黒は「かっこいい」を表現する代表の色といえるのではないでしょうか。
合わせて読みたい!
- 【2018年最新版】ロングライドを楽しもう!おすすめロードバイクを予算別に12選紹介!
- ビアンキのロードバイクの特徴と評価・評判とおすすめ最強ベスト10選
- トレックのロードバイク人気おすすめ6選!トレックの魅力やモデルの種類を徹底解説!
- クロモリの種類と人気おすすめのロードバイク16選
最新情報をお届けします
SportsTechベンチャーのAspoleが『オリジナルインソール』をBMZ社と共同開発。公式発売に先駆けてクラウドファンディングを開始!

「AspoleZERO」の特徴
- 「運動性」と「安定性」と「柔軟性」の三位一体
- 「立方骨(キュボイド)」を安定させる
- 衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた高級素材「ポロン」を広範囲に使用
コメント
※承認後に表示されます。