競泳の自由形は「自由」だからなんでも泳いで良いの?と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか?
実際に世界大会などを見ていても自由形では全員がクロールを泳いでいますが、結論をいうとルール上クロール以外でも泳ぐことは可能です。
しかし、なんで自由形ではクロールが泳がれるのか?今回はそんな疑問を解決していきます!
そもそも自由形とは?
そもそも自由形とは何なのでしょうか?
競泳界では「フリー」とも言われる種目ですが、名前の通り、自由に泳げる種目という解釈で大丈夫でしょう。
自由形はなんでもあり?バタフライでも良いの??
自由形はなんでもありじゃない??
自由形は基本的になんでもありです。
実際にフリーリレーでバタフライを泳いでいる選手もたまにいます。
オリンピックでは2000年に「100m自由形」においてラスト10mをクロール以外で泳いで金メダルを獲得した選手もいます。
ストロークはクロールの動作なのですが、キックをバタフライのキックで泳いでいるのです。
このように、少なからず自由形をクロール以外の泳法で泳いでいる選手はいます。
泳法違反となる泳ぎが存在する?
自由形は基本的になんでもありと前述しましたが、泳法違反となる泳法もあります。
それは潜水です。
そもそも水泳にはスタート及びターン直後の15m以外は必ず体の一部が水面上に出ていなければならないというルールがあります。
潜水はこのルールに反するため、泳法違反とされてしまうのです。
また、メドレーリレー及び個人メドレーの「自由形」はバタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ以外の種目でなければ泳法違反となってしまいます。
自由形にクロール以外が泳がれない理由とは?
クロール泳法の中でもっとも速く泳ぐことが可能
自由形では基本的にクロール以外の種目を泳いで良いということは理解できたでしょう。
しかし、なぜほとんどの選手が自由形でクロールを泳ぐのでしょうか?
それは、クロールが4違法の中でもっとも速く泳ぐ頃ができる種目だからです。
試合で行われる自由形という種目は最速を決める種目です。
そのため4泳法の中でもっとも速いクロールが泳がれるのです。
中にはフリーリレーでバタフライを泳ぐ選手もいますが、それはクロールよりバタフライの方が速く泳げるからだと考えられます。
本人がクロールよりもバタフライの方が速く泳げ、チームにその人のバタフライよりも速く泳げる人がいなかったらフリーリレーにおいてバタフライを泳ぐのは当たり前ですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自由型でクロールがもっとも泳がれている理由を理解できたと思います。
また、クロール以外の泳法が泳がれた事例も紹介したため、クロール以外も泳ぐことが可能であると確証できたのではないでしょうか?
同じ疑問を持った方がいたらぜひ理由を説明してあげてくださいね!
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