スノボを始めて間もない人は、自己流で滑ることに慣れてしまうと変な癖がついてしまいます。また、初級から中級者に近づくにつれて、上達がストップして伸び悩んでしまう人も出始めます。
そこで今回は、スノボ初心者から中級者に向けて、効率よくうまくなるためのコツや練習方法を紹介します。
これからスノボを始めようと思っている人はもちろん、ある程度スノボに慣れてきて伸び悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてください。
スノボ初心者向けの練習方法!
スクールに入る!
スノボ初心者は、誰かしら上手な人と一緒にゲレンデに行って教わる機会も多いため、わざわざお金を払ってまでスクールに入る必要はないと考えている人も多いのではないでしょうか。
実は、スクールに入ることで得られるメリットがたくさんあります。
スクールに入る一番のメリットは、ブーツの履き方から歩き方まで本当に初歩的なことまで丁寧に教えてくれることです。最初に基本を習っているか習っていないかで、後々の上達スピードが大きく変わってきます。
また、スクールには同じタイミングで始めた人や少し前に初めた人など、さまざまな人と一緒に滑ることができるため、スムーズに上達していくことができます。
さらに、スクールでは生徒の上達度によって滑り方やコースを選んでいるため、安全に滑ることができます。
基本動作!
スノボには基本動作がいくつかあり、しっかり練習しておくことでどんな場所でもパニックを起こしにくくなります。まずは基本姿勢の練習を平らな場所で行います。
板にブーツを固定した状態で、前足のつま先と同じ方向に胸と腰を向け、軽く膝を曲げた状態で腰を少し落とします。この基本姿勢を平らな場所で練習しておくことが大切です。
次に、前側のブーツだけ板に固定して移動する練習をしておくことで、リフト乗り場までの移動ができるようになります。
また、滑っている最中に変な体勢で転んでしまうと危険なため、できるだけ低い体勢からお尻を着くように転ぶ練習をしておきましょう。
滑り方の練習!
スノボ初心者が一番怖いと感じるのは、スピードが出たときに止まれなくなってしまうことではないでしょうか。滑り方を練習するのは大切です。
しかし、どんなに滑るのが上手になっても止まれなければ大きなケガにつながり、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
まずは、ゆるい斜面でエッジを効かせて止まる練習をすることが重要です。最初は体重移動のコツがわからずにエッジを立てすぎて尻もちをついてしまいます。しかし、練習しているうちにどの程度エッジを効かせれば止まれるかコツをつかめてきます。
自分の意志で止まれるようになったら、少し急な斜面でエッジを効かせてスピードを落とす練習をすると、どんな斜面でも自信を持って少しずつ滑れるようになってきます。
ロングターンの練習!
ロングターンとは、コースの幅を目一杯使って斜滑降をしながらターンをしていく滑り方です。ロングターンはスピードを抑えることができるため、初心者がターンの練習をするのにおすすめです。
まずは、斜面の上から自分がどのようなルートを通って滑っていくのかをイメージします。理想のルートがイメージ出来たら、その通りのルートをなぞるように斜面に対して斜めに滑っていきます。
イメージしたルート上のターンする箇所まで来たら、斜面に対して正面を向いている場合はつま先側、背中を向けている場合はかかと側に少しずつ体重をかけてゆっくりとターンしていきます。
ターンに慣れてきたら、斜滑降の距離を少しずつ短くしていきます。
DVDで学んで練習!
DVDを観るとゲレンデに行かなくても滑り方を学ぶことができます。特に、シーズン前にDVDを観ながらフォームや体重のかけ方を練習しておくことは重要です。
スノボに何度も行けない人は、DVDを観てゲレンデにいるイメージを作っておくのがおすすめです。
また、DVDで何度も上手な滑り方を観ておくことで、実際に滑っているときの姿をイメージしやすくなるため上達が早くなります。DVDはレベルに合わせて滑り方が収録されているため、自分が苦手な滑り方を何度も観ておくことが大切です。
スノボ中級者向けの練習方法!
ロングターンの練習!
中級者のロングターンでは、体重移動を意識して行うことが上達のコツです。ターンの際に体重移動がしっかりとできるようになると、中級者コースでもスムーズに滑ることができます。
まずは、体が谷側に向いて滑っている場合には、両足のかかと側にかかっている体重を後ろ足かかと側に移動させて膝と腰を落としながら、前足側の板を滑らせるようにターンしていきます。ターンが終わるにしたがって体重を前足側に少しずつ乗せて立ち上がります。
体が山側に向いて滑っている場合には、両足のつま先側にかかっている体重を後ろ足つま先側に移動させて膝と腰を落としながら、前足側の板を滑らせるようにターンしていきます。
ターンが終わるにしたがって体重を前足側に少しずつ乗せて立ち上がります。
このロングターンの練習をすることで、膝や足首の使い方を習得することができるため、ターンが上達しやすくなります。
ショートターンの練習!
ショートターンとは斜滑降の距離が短く、しっかりとエッジを効かせてスピードをコントロールしながら滑る方法です。
ロングターンは斜面の幅を広く使うため、人が多いコースには不向きと言えます。しかし、ショートターンを覚えると、狭いコースも難なく滑ることができます。
ショートターンは、基本的にロングターンの体重移動と同じ方法で練習していきます。一点違うことは、ターンの際に後ろ足の体重を早く抜きすぎると暴走してしまう可能性があるため、しっかりとエッジを効かせてブレーキをかけていくことがコツです。
まとめ
今回は、初級から中級にかけて効率よく上達できる練習方法について紹介しました。スノボは何度も滑っているとコツをつかめてきて、うまくできる感覚が出来上がってきます。
最初は理解できなくても、何度も繰り返しやってみることでうまくできたという達成感を味わえます。今回の記事を参考にして練習してみてください。
最新情報をお届けします
SportsTechベンチャーのAspoleが『オリジナルインソール』をBMZ社と共同開発。公式発売に先駆けてクラウドファンディングを開始!

「AspoleZERO」の特徴
- 「運動性」と「安定性」と「柔軟性」の三位一体
- 「立方骨(キュボイド)」を安定させる
- 衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた高級素材「ポロン」を広範囲に使用
コメント
※承認後に表示されます。