2019年3月10日

18歳が描く「BMXの未来」と30歳が描く「サラリーマンJリーガー」~another sports アナザースポーツ~

another sports~アナザースポーツ~とは?

another sports~アナザースポーツ~とは他競技選手同士で対談し、お互いのファンの方々にお互いのスポーツの魅力とその選手の魅力を知っていただき、ひとつのスポーツ、一人だけの選手以外に「もうひとつ(アナザー)のスポーツ&選手」のファンになっていただこうという企画である。
another sports~アナザースポーツ~とは?

今回の対談メンバー

BMXレース

中井飛馬

名前 中井飛馬(なかいあすま)
年齢 2000/6/24(18歳)
出身 新潟県上越市
競技 BMXレース
活動拠点 アメリカ/モントレー、東京
経歴 日本体育大学荏原高校
◯◯ 海外、スポーツビジネス、学生
どんな人? 5歳の頃からBMXレースをはじめ、2011年に初めて世界選手権で4位入賞。2016年の高校入学のタイミングで競技に集中する環境を求めて、コーチの住む川崎に引っ越す。2018年には日本人で初めて世界ランクも1位になり(ジュニアエリート)、東京五輪でメダル獲得することを目標に現在活動中。今後BMXをさらに広めていくために、スポーツビジネスに興味があります!

サッカー

齋藤晶文

名前 齋藤 晶文(さいとう まさふみ)
年齢 1988/4/4(30歳)
出身 愛知県あま市
競技 アマチュアサッカー選手
活動拠点 東京
経歴 高知高校→立命館大学体育会サッカー部→FC.BANDELIE
◯◯ 株式会社Aspole CSO、起業、経営、組織作り、勝負
どんな人? サッカー日本代表のW杯優勝のためにできることを模索しながら行動中。そのために職を変え、社会人チーム運営を行ってます。またサッカーに関わらず、スポーツの全競技が強くなるためにやれることをやっていきます。

東京五輪候補と起業家サッカー選手

浅岡-じゃあ、まずはお二人とも簡単に自己紹介をお願いします!

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中井(BMX)

初めまして中井飛馬といいます。18歳高校生のBMXレース選手です。今は合宿や遠征などで海外を転々としながら、2020東京五輪でメダルを獲得できるように活動しています。

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齋藤(サッカー)

初めまして齋藤晶文です。自分のチームを作ってそこでサッカー選手としてプレーしながらGMも兼任しております。また日本スポーツの発展のために、仲間と一緒に立ち上げたAspoleというスポーツビジネスの会社で働いてます。僕は30歳だから、飛馬君は何個下になるのかな?(笑)

18歳が描くBMXの未来


浅岡-12歳差ぐらいですかね(笑)飛馬君は18歳ということですが、BMX選手の競技寿命はどれくらいなんですか?

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中井(BMX)

大体30歳ぐらいです。

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齋藤(サッカー)

引退後はみんなどのような道に進むん?

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中井(BMX)

引退後は協会に入ったり、コーチになったりする人が多いのですが、メジャースポーツほどセカンドキャリアが確立されていません。なので、みんな今は模索中ですね。

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齋藤(サッカー)

飛馬君の引退後のビジョンとかってあるの?

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中井(BMX)

僕は選手として2028年ロサンゼルス五輪までは活動したいと思っています。その時は28歳なので。興味があることはたくさんあるのですが、引退後にこれをしたいというのはまだないです。ただ BMXを広めていきたいという思いは強くあります。

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齋藤(サッカー)

さすがに18歳で描けてたらすごいよね(笑)。でも、すでにBMXを広げたいって想いがあるのはすごいな。実際にこの企画に参加するなどのアクションも起こしているしね。「広める」にあたって何か考えていることはあるの?

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中井(BMX)

競技の面ではやっぱり「結果」を出すこと。カヌーとかラグビーのように結果を出さないと、なかなかみなさんに知ってもらえないので。これまでのBMX選手の方々が、BMXレースの強化予算を集めたり、イベントを開催して認知してもらえるようなったりと、僕たちがしっかり活動していける土台を作ってくださったので、競技における今の僕の役割は 東京五輪で金メダルを獲得して活躍することだと思っています。

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齋藤(サッカー)

若くして、自分の立ち位置と役割が見えてきているんだね。また、長い目でBMXを見ている観点は素晴らしいと思う。では競技外の面では?

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中井(BMX)

やっぱり競技を大きくするためには「お金」を集めることが大事で、それにはビジネスの力が必要だと思っています。なので、現在は スポーツビジネスにすごく興味があります。ビジネスの本を読んだり、活躍されてる方々のSNSを読ませていただいたり、今できることは限られていますが、少しづつ勉強しています。

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齋藤(サッカー)

スポーツビジネスね!私たちもその領域に挑戦してるところだから、ぜひいろいろディスカッションや情報交換できるといいね。特にBMXに関しては我々も疎い部分が多い。

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中井(BMX)

BMXは派手で迫力のあるスポーツなので、もっとエンターテイメント性を押し出してイベントを開催したり、あとはBMXレースには大きな土地が必要で、現在は山の中や街から離れたところにしかコースがないので、もうちょっとコースの規模を小さくして都内や関東近郊にコースが作って、もっと身近に触れ合えるスポーツにしていける工夫だったりを考えています。

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齋藤(サッカー)

立地とスタジアム問題か~。それはサッカーも同じような課題を抱えていると思ってる。パナソニックスタジアム吹田など「サッカー専用スタジアム」はできてきてはいるものの、まだまだ陸上競技場と兼用している競技場は多い。やはりサッカーはサッカースタジアムで観たいもんね。

サッカーから離れたことで

浅岡-サッカーの話になったので、齋藤さんの活動も聞かせてください。

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齋藤(サッカー)

僕は大学までサッカーをしてたけど、サッカーは一旦そこで区切りをつけて、卒業後は大手で働いたり、ITベンチャーで働いたりと色んな仕事をしてきた。けれども、やっぱり自分はサッカーが好きで、日本サッカーをもっと強くしたくて、自分が生きてる間に 日本がW杯を手にする姿を見たいという思いが出てきたから、そのためにAspoleで働くことを決めて、自分のチームも作った。

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中井(BMX)

なぜチームを作ったのですか?

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齋藤(サッカー)

僕は 「サラリーマンJリーガー構想」というのを考えていて、社会人として自立しているメンバーでJリーグを戦い抜くこと。プロサッカー選手としての活動時間を1日6~8時間ほど確保しながら、5,6時間は仕事をしてもらう。Jではないけど僕自身がすでに、FC.BANDELIEというチームでの活動とAspoleでの仕事を両立している状態を作れている。今の僕の状態で、サッカーで取れる時間を増やして、25~30人雇用していくイメージかな。

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中井(BMX)

なるほど。その構想を実現させることによってどのような効果を日本サッカー界に与えられるのですか?

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齋藤(サッカー)

Jリーグでサラリーマンに戦い抜かれる状況を作って、 他のチームや選手が考えるキッカケを作りたいと思ってる。「なぜサラリーマンが戦えるんだ?もっともっとサッカーに真摯に向き合って取り組まないと」ってね。今のJリーガーが頑張ってないとか甘いとかってことではないので勘違いはしないでね(笑) これはビジネスシーンにはサッカーに好影響を与える要素があると思ってるからなんだよ。

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中井(BMX)

どんな要素ですか?

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齋藤(サッカー)

僕自身がサッカーから離れて社会人になり、その後サッカー界に戻った時に、明らかにサッカーへの取り組み方を感じた。それは「目的」「目標」の概念が変わったからだと思う。学生時代は目の前のトレーニングをこなす先に目標があると思って毎日頑張ってたけど、その先に目標達成はなかった。社会人になり、「目標は必達」となった時に、その追い方が間違なく変わった 目標達成に向けての日々の行動が明確になっていったね。学生時代から、サッカーにおいてこの観点をもって取り組めてたらもっと成長できたことを実感している。あと、他にもサラリーマンとしてのアドバンテージはあるけど、また今度ゆっくり話すね。

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中井(BMX)

チームはどのように作ったのですか?

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齋藤(サッカー)

メンバーを集めて、協会に登録して、お金を払って作ったね。FC.BANDELIEというチームで東京都4部からスタートして今は東京都2部リーグに所属してる。だから、Jに行くためには最短でもあと5年はかかるね(笑)

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中井(BMX)

リアルサカつくみたいですね(笑)

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齋藤(サッカー)

そうやね(笑)一からチームを作るのが面白いし、自分が理想としているものを実現させるには自分で作ったチームが一番やりやすい。あとは情熱大陸とかメディア受けいいやん(笑) でもこの構想実現に10年もかけられないから、「一から作ったチームでの実現」の時期は区切らないとって思ってる。

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中井(BMX)

Aspoleという会社では何をされてるのですか?

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齋藤(サッカー)

Aspoleには 「Make Your Sports」っていうスローガンがあって、より多くの人にスポーツを楽しんでもらいたいという理念で活動してる。トップアスリートだけではなく、社会人としてやる人、休日の余暇としてやる人、さまざまな人がスポーツを楽しめる環境作りを行っている。第一フェーズとして日常から体の健康や強化に貢献できる商品を開発してる真っ最中で、この前は第一弾をして「Aspole Zero」っていうインソールを作ったね。

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中井(BMX)

サッカーもやりながら商品開発ですか。すごいですね(笑)

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齋藤(サッカー)

いやいやいや、いろんな経験や出会いがあったから30歳でやっとたどり着けたよ。俺が飛馬君の歳の時にはなんも考えてなかったからね(笑)18歳で競技以外にも何かやることが自分の成長に繋げられると考えてるだけで、ものすごいアドバンテージだよ。

お互いの競技がファンを取り合ってる

浅岡-飛馬君のBMXをもっと広めていきたいという想いと齋藤さんが働いてるAspoleのより多くの人にスポーツの楽しさを届けたいという想いの方向性は同じだと思うのですが、二人で何か協力してできそうなことはないでしょうかね?

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齋藤(サッカー)

Aspoleでは3つの事業を進めていて「商品開発」の他にも「新規事業」と「メディア」もやっている。「新規事業」はスポーツの普及ということで今まさにやっているこの企画。あと「メディア」は「SPOSHIRU」というサイトをAspoleでは持っていて、スポーツの様々な情報を発信してる。SPOSHIRUで飛馬君やBMXのことを発信していくというのは今すぐにでもできるね。

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中井(BMX)

それはいいですね!BMXはスケートボードとかと同じでストリートカルチャーなので、カッコいい動画を作ることが大事です。動画を見てBMXをカッコいい競技だと思ってもらいたいですし。なので、僕が作った動画をそのSPOSHIRUに是非載せていただきたいです!

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齋藤(サッカー)

BMXを広めるとなると、BMXを知らない人にもアプローチをしていかないといけないと思う。

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中井(BMX)

そうですね。

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齋藤(サッカー)

twitterで「#BMXの魅力を伝えよう」のハッシュタグが以前人気になって、BMXユーザーには多くBMXの魅力を届けられたと思う。今度はさらにもう一歩踏み出してバスケユーザーやサッカーユーザーがBMXに飛びこんできてくれる内容を考えていくのも必要だと思う。

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中井(BMX)

他競技のユーザーにも知ってもらえるようにするということですね。

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齋藤(サッカー)

そう。僕が思うのはお互いの競技がファンを取り合うのではなくて、サッカーファンは大きな枠で捉えれば、スポーツファンでもあるという考え方をすること。その人の身近なスポーツがたまたま、サッカーやバスケなだけであって、一目BMXを見たら、BMXにのめり込む人は多いと思う。好きなスポーツは一つだけじゃなくて、いっぱいあってもいいということ。だから、SPOSHIRUのサイトを見にきてくれた人たちには色んな競技の情報を提供できるようにして、色んな競技を好きになってもらいたい

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中井(BMX)

なるほど。BMXっていう枠に縛られず、殻に閉じこもらないようにしないといけないということですね。

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齋藤(サッカー)

そうそう!それ!この対談がまたバスケ選手や違う競技の選手達と話していくとまた違った観点からBMXを盛り上げられる方法が見つかるかもしれない。だから、色々な競技の選手と繋がれるこのアナザースポーツを通してサッカーもBMXも一緒に盛り上げていこう!

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