2019年2月26日

【ラグビー】ラインアウトを徹底解説

ラグビーは、度々プレーが中断し様々な方法で試合再開をします。

今回は、ラグビーにおける試合再開方法のひとつ「ラインアウト」について詳しく解説していきます。

ラインアウトで試合再開する状況はどういった時に起こるのか?
ルールや禁止行為にはどういったものがあるのか?

ラインアウトに関する様々な戦術など、ラグビーのラインアウトに関する様々な疑問や戦術について触れていきます。

ラグビー初心者や観戦ビギナーの方も、ラインアウトについて理解を深める事でよりラグビーが楽しめるようになりますよ。

おすすめ関連記事↓
【徹底解説】ラグビーのポジションについてご説明!

ラインアウトとは

ラインアウトとは、 フィールド左右にあるタッチラインを超えた時に試合再開する際に行うセットプレーの一つです。

ボールがタッチラインから外に出た地点をラインオブタッチと言います。
ゲームを再開するための地点をマークオブタッチと言います。

ラグビーでは、ボールが出た地点と試合を再開する地点が同一地点とは限らないため、区別するためにそれぞれに名前がついています。

ボールがタッチラインから外に出る、とはボールそのものがラインを飛び出す場合と、ボール保持者の身体がラインの外に出る(身体の一部でも)場合、どちらの場合も適用されます。

ラインアウトではマークオブタッチ(試合再開地点)を中心として、1m間隔を開けた状態で両チームの選手が並びます。

両チームの間にある間隔に向かい、ラインからスロワーがボールを投げ入れ、両チームが投げ入れられたボールを奪い合い試合を再開します。

ルール

ラインアウトには厳しいルールは多くありませんが、守るべきいくつかのルールがあります。

まず、 スローワー(ボールを投げ入れる役割)は、ラインからボールを5m以上投げ込まなければなりません。

次に、スクラムハーフというポジションが務めるレシーバーという役割について。
レシーバーとは投げ入れられたボールをキャッチするジャンパーからボールを受け取る役割です。
レシーバーは各チーム1人。
位置取りとして、5mライン~15mラインの間で尚且つラインアウトに参加している選手からは2m以上離れていなければなりません。

ラインアウトに参加しない選手(主に両陣営のバックス)はマークオブタッチから最低でも10m後方で待機しなければなりません。

ただし、相手に押し込まれている状況で自陣のゴールラインが10m以内にある状況では、ゴールラインより下がれば問題ありません。

リフト方法

ラインアウトではリフトというプレーを用います。

リフトとは、 ジャンパーと呼ばれるボールをキャッチするためにジャンプする選手を、リフターと呼ばれる選手が「持ち上げてサポート」する行為を指します。

ラグビー観戦で、ボールをかなり高い位置でキャッチしているシーンを見かけるはずです。

リフトはリフターが行いますが、ジャンパーの太ももあたりを前後のリフターが二人がかりで支え、さらにリフトアップして高い位置でキープする必要があります。

ジャンパーはチーム内でも身長が高い選手、つまりそれなりの体格や体重のある選手が担います。(ロックというポジションが行う場合が多い)

高身長のジャンパーを支え、さらに高い位置でしっかりとキープする事が求められるリフターはパワーが求められる役割です。
チーム内でも1,2を争うパワーを誇る、プロップというポジションの2名が務める事がほとんどです。

おすすめ関連記事↓
【ラグビーポジション紹介】ロックについて

ラインアウトモール

相手ゴールラインが近い位置で始まるラインアウトでは、そのままモールを形成して攻撃する戦術がよく見られます。

ラインアウトモールと呼ばれ、フォワードのパワーで優位に立っている場合はとても強力な攻撃手段となります。

しかし、一方で相手陣地に近い位置でのラインアウトは「守備側が優位」なルールがあります。

それは、ルールの項目でも説明した通り、自陣ゴールラインが10m以内にある場合、守備側のラインアウト不参加メンバーはゴールラインの外で待ち構える事が出来る点です。

攻撃側のライン不参加メンバーは10m以上後方に離れていなければならないため、モールを形成した際に素早くサポートに入れる守備側が有利になっています。

しかし、モールを形成して一度動き始めてしまえば止める事は容易では無いため、ラインアウトからモールへと繋ぎ、そのままトライを目指す戦術は有効であると言えます。

サインプレー

ラインアウトは、ボールを任意のタイミングで投げ入れる事が出来る権利を持つ方が有利ですが、守備側に回ったチームも「取り返すチャンス」となります。

サッカーのスローインなどに似ていますが、マイボールに出来る確率はラグビーの方が圧倒的に低くなっています。

そのため、せっかく得たラインアウトでボールをしっかりマイボールにする必要があります。

任意のタイミングで、好きな位置にボールをコントロールできる優位性を活かすため、様々なサインプレーを駆使する事になります。

ボール確保するためのサインプレー

前述したように、せっかくラインアウトの権利を得ても相手に奪われてしまっては意味がありません。

そのため、ラグビーのラインアウトでは「サインプレー」を駆使してボールを確保するための合図を送り合います。

サインはあまり複雑すぎると味方の間違いを引き起こしやすくなってしまいますが、あまり単純すぎても相手に読まれてしまいます。

大抵は、飛ぶために控えているジャンパーの番号を
「5 4 2 7」など声を出してコールして
予め決めてあるサインで味方だけが判るようにしてボール保持を狙います。

トライを取る必殺サインプレー

ラインアウトから展開する戦術は多岐に渡り考えられます。

ラインアウトモールで押し切ってトライへ持っていくのか?
バックスへ展開して突破を試みるのか?
いつ投げるのか?どこに投げるのか?

相手ディフェンスとの静かな駆け引きがラインアウトでは繰り広げられています。

サインプレーで相手の裏をかく戦術を、チーム全体で共有する事がトライへと結びつきます。

トレーニング方法

ラインアウトは戦略として、試合中によく選択されるプレーです。

条件によって有利になる場合も不利になる場合もあるラインアウトですが、基本的には戦略的にラインアウトを利用する場合は「距離を稼げる」有効な手立てとなります。

いくら距離を稼いでも、ラインアウトでボールを奪取されては意味がありません。

前述したサインプレーをしっかりと確認し合う事や、ジャンパー・リフター・スロワー・レシーバーがしっかりと連携できるように何度も繰り返しラインアウトの練習を行いましょう。

ジャンパーであれば高く、素早く上に飛ぶ練習を繰り返し行いましょう。
コンビネーションプレイですから、しっかりと連動するためにチーム内で攻撃・守備に別れてラインアウトでボールを奪い合う事も有効な練習法です。

ラインアウトでボール保持が出来ないと、試合展開はかなり苦しくなります。
逆に、相手ボールのラインアウトでボールを奪取出来れば楽な試合運びに繋がります。

反復練習やサイン確認をしっかり行い、ラインアウトの精度を高めて試合に臨みましょう。

おすすめ関連記事↓
【ラグビー】筋トレのメリットとメニューについて徹底解説

まとめ

ラグビーのセットプレー「ラインアウト」、しっかりと把握できたでしょうか?

モールやラックなどインプレーで発生する密集プレーに比べると、比較的解り易いプレーだと思います。

初心者の方や観戦ビギナーの方も、今まではタッチラインからボールを投げて取り合っているだけのプレーから、この位置のラインアウトで攻撃側はどう仕掛けてくるのかな?という少し戦略的な視点で観戦できるとより楽しめますよね。

ちなみに、ラインアウトには15mを超えたスローで解消されるというルールもあり、それを逆手に取った奇襲などもあります。

また、ラインアウトを行わずにクイックスローインと呼ばれるボール投入もあります。

まだまだお伝えしきれない部分もありますが、今回はラインアウトについてしっかりと覚えておきましょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

SportsTechベンチャーのAspoleが『オリジナルインソール』をBMZ社と共同開発。公式発売に先駆けてクラウドファンディングを開始!

AspoleZERO 「AspoleZERO」は、休日に競技としてのスポーツを楽しみたい方や、日常から健康管理を意識しているビジネスマンに向けたインソールです。

「AspoleZERO」の特徴

  • 「運動性」と「安定性」と「柔軟性」の三位一体
  • 「立方骨(キュボイド)」を安定させる
  • 衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた高級素材「ポロン」を広範囲に使用
>>詳しくはこちら!

コメント

コメントを残す

※承認後に表示されます。