ラグビー王国であるニュージーランドにおいて、ロックはとても子供に人気があるポジションです。
これはロックが「強くて頼りになる男の象徴」とされているポジションであることから、子供がみんなロックをやりたがるのです。
このように人気があるロックとは、どのようなポジションなのでしょうか。ロックの役割やその体格、トレーニング方法などをまとめてみました。
また、ロックにおすすめできるスパイクはどんなものがあるか、ロックの実際のプレー動画について紹介しています。
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ロックとは
ラグビーのポジションであるロックは背番号4・5番で、スクラムでは第2列でフロントローとバックローに挟まれる中間のセカンドローに位置しています。
ロックとは英語の「lock」のことであり、その意味は「錠」となります。つまり、 ロックはスクラムにしっかりと鍵をかけてロックする役割を担っているポジションということになります。
ただ、実際のロックの動きは、スクラムの時だけ目立つというわけではありません。例えば、 ラインアウト時における空中戦での動きも重要となります。
その他、ポイントが出来たら素早く参加したり、キックが上がったらすぐに追いかけたり、サインプレーでも役割をこなしたりとロックがこなすプレーは非常に幅広くなっています。
試合中の役割
ラグビーにおけるセットプレーにおいて、ロックの役割はとても重要です。
まず、キックオフ時には高い身長を生かして、相手より高い位置でボールをキャッチします。ディフェンス側では相手選手と競り合ってボールを奪いに行き、味方側にボールを弾くことを狙います。
ラインアウト時には、スローワーが投げ入れたボールを高い位置でキャッチします。この時、リフターと呼ばれる選手がロックの太ももあたりを持って支え、高い位置で滞空時間を稼ぐようにします。ただ、相手側のロックも同様にしてボールを奪いに来るため、ロックの身長の高さはここでも重要になります。
スクラム時において、ロックはプロップのお尻に肩を当ててプッシュします。この時、もしプロップが相手選手に勝って良い姿勢が取れていたとしても、 ロックの押しが弱ければスクラムを押すことはできません。ロックのスクラムでの役割はそれほど重要であるということです。
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トレーニング
ロックの選手はまずスクラムでの押す力を強化するため、スクワットのトレーニングを行うのがおすすめです。ウエイトは担いで立っているのがやっとくらいの重さ(250~300kg)を使用し、膝をほんの少し曲げる程度のスクワットを行いましょう。
また、ロックの選手はラインアウトでジャンパーの役割も担うため、足元の瞬発力も必要です。そのため、 筋力の爆発力を引き出すためにウエイトを使ったパワークリーン等のトレーニングもおすすめです。
さらに跳躍力を高めるためには、80~100cmぐらいの自分のジャンプ力よりも高い場所から地面に飛び降りるというトレーニングも有効です。
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体格
ロックの選手の体格の特徴として、まず挙げられるのが 身長です。スクラムをガッチリとロックするためには身長が高い方が有利であり、またキックオフやラインアウトでも身長が高ければ相手よりも高い位置でボールをキャッチできます。
そのため、世界各国のロックの選手の体格は、 身長195cm~200cmで体重110kg~120kgという巨体が平均のサイズとなっています。
また、このような巨体の体格のロックですが、その体脂肪率の理想は11~13%となっています。 現代のロックは豊富な運動量も求められるため、ただ太っているというだけでは務まらないということですね。
ロックにおすすめのスパイク
このスパイクは商品名のとおり、ラグビーのスクラムにおける第1列であるタイトファイブ(PR&HO&LO)のために製作されたスパイクです。
そのため、スクラム時において最大のパワーを発揮できるようにしながら、足の負担も軽減できるように設計されています。
例えば、衝撃緩衝性に優れたGELをミッドソールに内蔵したりという機能性が満載のスパイクです。
このスパイクにはピー・エイチ・エフという、個人の足型に合わせてゆっくりと変形してフィットしていくという低反発フォームを足首部に内蔵しています。
これにより、フィット性がさらに高まっていますので、スクラム以外の動きも重視したいというロックの選手におすすめです。
このスパイクは同じアシックスのTIGERRUG EX-JP2をさらに軽量化していることから、よりランプレーを重視して軽いスパイクを履きたいというロックの選手におすすめです。
本来はバックス用ともいえるスパイクですが、作りがしっかりしたスパイクですのでロックなどのフォワードでも使用できるスパイクとなっています。
おすすめ動画
これは身長204cmという驚異の体格を持つ、南アフリカ代表のロックであるエベン・エツベス選手のトライシーンを中心とした動画です。 本当にもう同じ人間とは思えないほどのスケール感ですね。一度スピードに乗ってしまったら、誰にも止められないのではないでしょうか。
まとめ
ラグビーのロックに求められる役割はとても多いため、フォワードのタイトファイブの中でもサボることができないポジションとなっています。
ただ、これがロックの面白さでもあり、あらゆるプレーにからんでいるロックがいるチームはやはり強いチームとなっています。
そんなロックの最大の見せ場は、やはりハイボールの処理などの空中戦です。逆に地上戦のスペシャリストのポジションとしてフランカーがいます。
例えば、そのフランカーとロックの動きを比較しながらラグビーを観戦してみるというのも面白いでしょう。
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