ラグビーワールドカップが2019年9月20日~11月2日にかけて日本で開催されます。
ラグビーファンにとっては楽しみで待ち遠しいという方も多く、日本ラグビー界にとって貴重で歴史的な開催となります。
今回は、ラグビーワールドカップ2019を楽しみにしている方も、そうでないという方もよりラグビーワールドカップを知ってもらい楽しめるような情報を紹介します。
ラグビーのワールドカップに関する情報はもちろん、日程やチケット情報に関連グッズの紹介やワールドカップを観る前に知っておきたい情報など、これを読めばより2019年のワールドカップが楽しめる内容となっています。
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ラグビー ワールドカップとは?
皆さんは、「世界三大スポーツイベント」を全て挙げる事が出来ますか?
世界三大スポーツイベントとされる大会は、
・夏季開催のオリンピック
・FIFAワールドカップ
そして!ラグビーのワールドカップを併せた3つのスポーツイベントを指しています。
ラグビーは残念ながら国内において、まだまだメジャースポーツと呼ぶ事は難しいですが、世界的には3大大会に数えられる程のメジャースポーツです。
1987年に第一回大会を開催後、4年に1度の間隔で開催されていて世界中のラグビーファンが心待ちにしている一大イベントとなっています。
その注目度の高さは前回大会の2015年イングランドで開催されたラグビーワールドカップにおける視聴者数と観客動員数の数値を知れば納得できるはずです。
なんと、 前回大会の総視聴者数は40億人。
さらに大会での 観客動員数は247万人を超えています。
視聴者数が40億人、想像がつきますか?
我が国の総人口が1億2000万と言われている事を考えれば、どれだけ世界の人々がラグビーワールドカップを観ているかが分かるかと思います。
世界的に高い注目度があり、世界三大スポーツイベントに数えられるラグビーワールドカップが2019年に「日本で開催」される訳ですから、これがいかにすごい事かお判り頂けるはずです。
日程
まず、ラグビーワールドカップがどのような日程で進むかを簡単に説明します。
9月20日から10月13日までは「予選プール」という予選が行われます。
FIFAワールドカップでも予選グループがあるため、サッカーファンの方はイメージし易いかと思います。
予選は4つのプールに分かれ、それぞれのプールで総当たり戦を行い勝ち点を争います。
予選の全日程を終えて、各プールの上位2チームが決勝トーナメントへと駒を進める事が出来ます。
ちなみに、日本代表はプールAでアイルランド・スコットランド・ロシア・サモアと勝ち点を争っていきます。
全ての日程を書いて紹介したいところですが、日本代表が行う試合をピックアップしてお伝えしますね。
- 9/20(金曜日)
東京会場にて19:45 KO
日本×ロシア戦 - 9/28(土曜日)
静岡会場にて16:15 KO
日本×アイルランド戦 - 10/5(土曜日)
豊田会場にて19:30 KO
日本×サモア戦 - 10/13(日曜日)
横浜会場にて19:45 KO
日本×スコットランド戦
開催国である日本は、大会初日から登場します。
その後は上記日程にて予選を戦います。
予選を終えてからは決勝トーナメントとなりますが、今大会はどのようなカードとなるのか楽しみですね。
決勝トーナメントでどのようなドラマが繰り広げられるのかは判りませんが、準決勝と決勝の日程についても紹介しておきましょう。
- 準決勝第一試合
10/26(土曜日)
横浜会場にて17:00 KO
???×??? - 準決勝第二試合
10/27(日曜日)
横浜会場にて18:00 KO
???×??? - 【決勝】
11/2(土曜日)
横浜会場にて18:00 KO
???×???
日本代表が自国開催という優位性と勢いに乗って、是非とも快進撃をしてほしいものですね。
チケット
2019年ラグビーワールドカップのチケットは、公式サイト(コチラ)に登録する事で購入できます。
既に2019年1月19日から第二次一般販売も開始されているため、 売り切れているチケットは2019年5月より開始予定の公式リセールサービスに望みを託す形になります。
チケット種別は全ての試合において、カテゴリーA~Dに別れています。
カテゴリーAが一番試合が見やすい席で価格も一番高くなり、カテゴリーDが一番チケット価格が安いタイプとなります。
カテゴリーDは良くない席なのか?と言えばそうでもなく、充分に試合観戦を楽しむことが出来る席となっているためDしかない、と落胆する必要はありませんよ。
試合によって、チケット価格に大きな差があります。
基本的に、注目度の高い試合ほど高くなっています。
日本代表戦は緒戦のみ若干金額が高くなっていましたがすでにSoldOutとなっています。
参考までに日本代表戦の価格を全て紹介します。
日本×ロシア(初戦)
-
-
- ¥50,000(A)
- ¥35,000(B)
- ¥25,000(C)
- ¥5,000(Cこども)
- ¥15,000(D)
- ¥2,500(Dこども)
先に触れた通り緒戦のカードのみ若干高くなっています。
こども料金適用は16歳未満の方となっています。続いて、他の日本代表戦3試合の価格です。
いずれの試合も同じ価格となっています。- ¥40,000(A)
- ¥30,000(B)
- ¥20,000(C)
- ¥5,000(Cこども)
- ¥10,000(D)
- ¥2,500(Dこども)
予選プールに関しては、試合のカードによっては最安値で2,019円(カテゴリーDで大人)というチケットもあり、
価格が一律ではないためご注意ください。尚、決勝トーナメントは対戦カードに関係なくすでに価格が決定しています。
準決勝と決勝の価格について簡単にカテゴリーAとDの価格だけ紹介しておきます。準決勝
カテゴリーA:¥70,000
カテゴリーD:¥15,000決勝
カテゴリーA:¥100,000
カテゴリーD:¥25,000決勝トーナメントに進むと、こども料金は無い事も併せてお伝えしておきます。
決勝ともなると、さすがに高価ですが4年に1度の優勝国が決まる瞬間をライブで楽しみたい方は
是非とも欲しいチケットですね。組み合わせ
冒頭でもご紹介した通り、ラグビーワールドカップは予選プールで4つのプールで総当たり戦を行い、
各プール上位2チーム、つまり計8チームが決勝へと駒を進めます。決勝はトーナメント方式で行われ、最初の試合は全て1位通過国×2位通過国の組み合わせとなります。
日本代表はプールAです。
やはり、気になる所は日本代表は予選突破できるか否か?という点ですよね。
大きな大会では、何が起こるか判らないため安易な事は言えませんが、参考までにプールA各チームの世界ランキングを紹介しましょう。- アイルランド 世界2位
- スコットランド 世界7位
- 日本 世界11位
- サモア 世界16位
- ロシア 世界19位
いかがですか?
滅多な事は言えませんが、世界ランキングだけを参考にすれば日本はプール内で3番目に位置しています。
アイルランドやスコットランドから勝利をもぎ取れば、予選突破も十分考えられる実力がある日本代表の活躍に期待しましょう。ボランティア
2019年ラグビーワールドカップ開催に向けて、大会運営に関するボランティアを募っていました。
2018年4月23日から7月18日の応募受付終了までに、約1万人の募集に対して3万8千人を超える応募があり、ラグビーの国内における注目度が高まっていることが判る結果となりました。
試合が終われば、敵も味方もない事を意味する「NO-SIDE」を冠したボランティアチームは、観客や現地までの案内サポートから各種運営のサポートまで多岐に渡り大会運営に大きく関わる内容となっています。
日本のスポーツ観戦におけるマナーの良さは世界でも知られる所となっています。
ボランティアの方々もノーサイド精神を胸に、大会成功の大きな一助として活躍が期待されます。スポンサー
2019ラグビーワールドカップでは多くの企業がスポンサーとして協賛しています。
大会サプライヤーには、世界的ラグビー用品メーカーとして有名なGILBERTをはじめとした大手海外ブランドが就任しています。
他にもオフィシャルスポンサーには国内メーカーとして、SECOMやTOTO、NECと言った大手企業が名を連ねています。
ワールドワイドパートナーとしても海外の銀行や航空会社などが協賛しており、ラグビーワールドカップがいかに世界規模で注目されている大会か、スポンサーからも伝わってきますね。
前回大会
すでに触れていますが、2015年にイングランドで開催されたワールドカップを振り返りたいと思います。
前回大会は、2度目となるイングランド開催でニュージーランドが2大会連続、3度目の優勝を飾り幕を閉じました。ラグビーワールドカップ史上、最大の成功を収めたとされる前回大会は大変大きな盛り上がりをみせ、 経済効果は合計で37億ポンド(現在レート換算で5000億以上)にものぼったと見られています。
結果だけみれば、優勝候補筆頭のニュージーランドが優勝した大会でしたが、前回大会では世界のラグビーファンが驚き、日本国内にも大きな衝撃が走った出来事がありました。
それは、 日本代表が予選プールで戦った南アフリカを破ったという出来事です。
実力差があり、日本代表は絶対に勝てないと世界中の誰もが思っていました。
南アフリカのオッズが1.0倍、つまり賭けの対象にすらならないという評価からもいかに南アフリカの勝利を世界が確信していたかが伺えます。しかし、後半ロスタイムまで接戦を演じた上に、最後の最後に逆転トライを日本代表が決めて南アフリカを下した事で世界が驚き、日本のラグビーファンが歓喜の涙を流したのです。
南アフリカとの激闘を経て、日本のラグビー人気は高まり素晴らしいメンバーで自国開催を迎えました。
前回大会は南アフリカに勝利したものの、予選プール敗退という結果になった日本代表。
今大会こそ、悲願のプール突破に向けて大躍進が期待されますね。
グッズ
大会サプライヤーともなっているGILBERTから、今大会のマスコットキャラクター「レンジー」をあしらったマスコットボールが発売さます。
大会史上初となる日本開催を記念して、思い出と共にマスコットボールを購入するのも良いかもしれませんね。
こちらの商品も、大会サプライヤーとなっているGILBERTから発売されるサポーターボールです。日本開催を記念して、漢字やカタカナなど日本らしさを表す文字がデザインされています。
大きなイベントが日本で開催された記念として形に残したい方におすすめです。キャラクター
商品紹介でも少し触れましたが、 2019年ラグビーワールドカップの公式マスコットキャラクターは「レンジー」と言います。
白と赤の2匹セットとなっていて、名前がそれぞれ「レン」と「ジー」と名付けられています。
親子という設定となっており、白いレンが親で赤いジーが子供だそうです。
連獅子(歌舞伎の定番演目)をモチーフに、顔の形がラグビーボールとなっている獅子を模したキャラクターとなっていますよ。
古来から幸福を招いて邪悪を退ける聖獣としてあがめられた「獅子」とラグビーの品位・情熱・結束・規律・尊重という5つの価値を表すキャラクターとなっています。
是非、レンジーにも2019年ラグビーワールドカップを盛大に盛り上げてほしいものですね。
まとめ
2020年には夏季オリンピックが開催されます。
2019年、2020年と2年続けて世界三大スポーツイベントが自国開催されるとあって、大きな盛り上がりと高い経済効果が期待されています。
ラグビーファンの方にとっては、待ちに待った開催がすぐそこまで迫ってきています。
2015年、南アフリカを破り「奇跡」と世界を驚かせた日本代表が自国開催である今大会は「台風の目」となり大躍進する事を願ってやまないですね。
ラグビーをよく知らないという方も、今回の記事を通して少しでも興味を持ってくれればと願います。
世界の注目を集める大きな大会です。
是非、全大会に負けないような大きな成功を収めてラグビー人気がより一層高まるよう、日本代表には頑張ってもらいたいですね!
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