どんなスポーツにも専用の道具があります。ヨガの道具といえばヨガマットやヨガパンツ、ウェア、ヘアバンなどがありますよね!
その中でも、今回は【ヨガマット】について徹底解説します!
あなたはヨガマットに種類があることをご存知ですか?
ヨガマットの素材は「TPE(熱可塑性エラストマー)、天然/合成ゴム、PVC(ポリ塩化ビニール)、コルク、畳」があり、それぞれに特徴があります。
また、サイズや厚さ・重さなどの違いもあり、やりたいヨガの動きによって最適のヨガマットがあるのです。
色や柄などオシャレなマットが沢山ありますが、お気に入りのデザインでヨガを楽しみたいですよね!
そんな意外と深い【ヨガマット】の選び方とおすすめメーカーを紹介します!
他のヨガアイテムについては下記からどうぞ♪
目次
ヨガマットって必要?必要性と効果について解説!
ヨガマットの必要性!
ヨガは”マットがなければ出来ない”わけではないため、本当に必要なのか疑問に感じる人がいルと思います。
確かに、ヨガが生まれた頃はヨガマットという物はありませんでした。しかし、現在はヨガマットを使用する事が当たり前になっていて、多くの人がスタジオのみならず自宅で軽くヨガする場合でもマットを使用しています。
なぜここまでヨガマットがメジャーになったかというと、ヨガマットを敷くことでプラスの効果が沢山得られるからです。
ではどんな効果があるのか解説していきます。
ヨガマットの5つ効果を解説!
硬い床から体を守る!
ヨガのポーズは、硬い床の上で行うには皮膚や骨に負担の大きいものが多々あります。痛みを感じながらヨガを続けていては、正しいポーズが出来ないばかりか、体の歪みや怪我の恐れも出てきます。
その危険を回避できるのがヨガマットです。直接触ってみると分かりますが、ヨガマットにはクッション性があります。この程よいクッション性によって体への負担をなくすことができます。
苦痛な思いをしながらヨガをすることは悪影響で大変危険なため、ヨガマットを敷くようになったのです。
ヨガのポーズを取りやすくなる!
ヨガのポーズは立って行う「立位」や、座って行う「座位」を中心に数十種類あります。中には、足一本で体を支えるバランスタイプのポーズもあり、硬い床の上ではとても不安定です。滑って怪我をしてしまう可能性もあります。
しかし、ヨガマットを敷いて行うと、手や足でしっかりと地面を掴むような高いグリップ力が働いて、バランスが取りやすくなります。
このグリップ力は、正しいポーズでヨガをするにあたってとても重要です。
しっかり効果的にヨガをしたい場合にはグリップ力のあるヨガマットが必須なのです。
汗を吸収してくれる!
ヨガには長いポーズで呼吸や瞑想をする静的ヨガと、動作が多い動的ヨガがあります。
動的ヨガはダイエットに効果的で、エクササイズと同じくらいハードなため大量の汗をかくことがあります。しかも、ヨガはずっと同じ場所で行うため、狭い範囲に汗が落ち、床の上では滑りの原因になります。人によっては手のひらや足の裏に汗をかくこともあるでしょう。
ヨガマットには汗を吸収し素早く乾かす機能があるため、滑る心配がなく常に快適な状態でヨガを続けられます。
床の冷えから守ってくれる!
床の上は季節を問わず冷んやりしていて、夏でも直接床に触れる足は冷たくなってしまうことがありますよね。冬は素足で歩くことさえも躊躇ってしまう程ですから、ヨガのように裸足で長時間床と接触していては体を冷やしてしまいます。
だからといって靴下を履くと滑ってしまいますし、ヨガ用として販売されている靴下は滑り防止のために、指先と踵部分がくり抜かれていて冷えの防止にはなりません。
体が冷えてしまってはヨガの効果が最大限に得られないため、冷え予防としてもヨガマットの利用をおすすめします。
床自体を守る!
ヨガは約畳一枚分のスペースで行うフィットネスです。この狭い範囲の中だけでハードに動くため、次第に床が擦れて変色したり傷が付いてしまいます。また、大量の汗でシミになってしまう場合もあり、見た目も悪くダメージも相当蓄積されます。こういったことから床を守るためにヨガマットを敷くのです。
特に自宅でヨガをする時は必ず使用するべきです。
なぜなら自宅はスタジオと違って頻繁にワックスをかけてコーティングしている人は少ないですよね。その分床が傷みやすくなっているからです。
ヨガマットの選び方とポイントを紹介!
サイズで選ぶ!
ヨガマットの幅は約60㎝〜67㎝で差はそれほどありません。幅を選ぶ時に気をつけたいのはヨガマットケースに入るかどうかです。ヨガマットの方が幅広だととケースからはみ出てしまい、見た目も悪く、汚れが付いたり劣化の原因になりかねません。しっかりと中に入るケースを選ぶようにしましょう。
問題は長さです。一般的に「160〜163㎝」「170〜174㎝」「180〜184㎝」の3種類ありますが、この中で【自分の身長プラス10㎝】に近いものがおすすめのサイズになります。
しかし、ヨガは広ければ広いほどやり易く、絶対に身長プラス10㎝でなければならない理由もありません。そのため、最近では大きめの180㎝を選ぶ人が多くいます。ただし、サイズが大きいほど価格は上がります。自分の予算と相談しながら選びましょう!
厚さで選ぶ!
ヨガマットの厚さは【厚い=初心者向け、薄い=上級者向け】といわれています。しかし、ヨガの種類によっても使用感の差が出てきますので、目安として考えておくと良いでしょう。
1㎜
極薄の1㎜は、日常用ではなく旅行などの持ち運び用として利用されています。ヨガ上級者が立位用に使用する場合もありますが、一般用ではありません。
3〜5㎜
クッション性もあり、価格も手頃で1番使いやすい厚さです。持ち運びにも向いているため、主にスタジオに通ってヨガをしている人におすすめです。
ガイアム(GAIAM) プリントヨガマット 3mm
出典:amazon.co.jp
厚さ3mmで、軽くて持ち運びに便利です。
スリア(suria) HDエコヨガマット+ 4mm
出典:rakuten.co.jp
人気の高いスリアのヨガマットです。4mmの薄さですが、高密度ファームによってクッション性があり、接着剤を使用していないので嫌なにおいもありません。
プラナ(PRANA)E・C・Oヨガマット
出典:amazon.co.jp
アメリカのカリフォルニア州で生まれたプラナというブランド「プラナ」は、もともとクライミング用ウェアを作るブランドでした。100%TPEを使用していてリバーシブルデザインナノで気分に合わせて選べます。クッション性もあり軽量のマットです。
ジェイドヨガ(JADE YOGA) ハーモニープロフェッショナル 4.8mm
出典:amazon.co.jp
ジョイドヨガは、もともと絨毯の滑り止めを製造する会社で、天然ゴムのヨガマットを作っています。高いクッション性と強いグリップ力があります。
マンドゥカ(Manduka) PROLite 5mm
出典:amazon.co.jp
マンドゥカは、一流のヨガインストラクターも愛用しているブランドです。マンドゥカの中でもよく売れているマットが、こちらの「PROLite」です。
「ブラックマット」という人気のマットを改良したもので、6.5mmから5mmの幅に薄くなったことで軽くもなり、さらに持ち運びやすくなりました。
6〜9㎜
初心者から初級者はこの厚さがおすすめです。クッション性が高いことに加え、グリップ力があるため安定したポーズが取れます。
ワイラナ(Wailana) ピラティス/ヨガマット 6mm
出典:amazon.co.jp
「ワイラナ」は、ヨガのカリスマインストラクターの名前です。厚さが6mmなので安定感があり、カラーバリエーションが豊富です。
ハガー マガー(Hugger Mugger) ネイチャーコレクションウルトラマット
出典:amazon.co.jp
「ハガー マガー」はアメリカ生まれのブランドで、高品質で耐久性が高いマットを作ります。グリップ力もクッション性も高いマットです。
ヨガワークス(Yogaworks) スタンダード 6mm
出典:amazon.co.jp
ヨガワークスは、日本では定番のブランドです。適度な厚みで体を包み込むように支えてくれます。長く姿勢をキープするヨガをする人におすすめです。
ナイキ(NIKE) ファンダメンタル ヨガマット 3mm
出典:amazon.co.jp
リーズナブルな価格のいナイキのヨガマットです。独立気泡フォームによって、グリップ力とクッション性も確保されています。
リアルストーン(REALSTONE) 6mm
出典:amazon.co.jp
ウェアの製造で有名なリアルストーンのヨガマットです。クッション性に優れ、体の負担を軽減します。
ヴァナフ 6mm
出典:amazon.co.jp
厚さ6mmのヴァナフのヨガマットは、様々なポーズで体をしっかりとサポートしてくれます。
10㎜〜
硬さからくる痛みが気になる人や、ピラティスに向いた厚さです。
しかし、立位のポーズでは不安定に感じることもあり注意が必要です。
重さで選ぶ!
ヨガマットはサイズや素材によりますが、厚さに対して平均して以下のような重さになっています。
・1㎜ 数百g
・3〜5㎜ 1kg〜2.8kg
・6〜9㎜ 2kg〜4kg
・10㎜〜 4kg〜
このように、ヨガマットの重さは幅広くかなり重いものもあります。
ここで重視することは「ヨガをする場所」です。
常に自宅でヨガをする場合は、いくら重くても問題ありません。より快適にヨガが出来るサイズや厚さのヨガマットを選びましょう。
しかし、スタジオに通っている場合は重さで不便を感じやすいです。なぜなら、スタジオへ行く時、毎回ヨガマットを持参しなければならないため、あまり重すぎると大変です。せめて3kg以内に抑えたいところです。
中にはマットを置いておけるスタジオもありますが、置いて帰ると自宅ヨガが出来なくなるといった理由から持ち帰る人の方が多いです。
匂いで選ぶ!
ヨガマットの独特な匂いが気になる。嫌悪感を感じる。といった声がありますが、これは素材によるものです。匂いの原因となる素材は大きくわけて【化学素材と天然素材】の2種類があります。
・化学素材
独特な匂いと感じるもののほとんどが、化学素材から作られたヨガマットです。この匂いは使用するうちに弱くなっていきます。それでも気になる場合は、購入後軽く水拭きをして乾かしておく方法があります。また、香りのするヨガマット用クリーナーもありますので、これを使ってお手入れするとアロマ効果で快適です。
・天然素材
天然素材にはコルク、畳、麻といったものがあり、ヨガマットにも匂いはあります。これらは癒し効果があるため、この匂いを好んでマットを選ぶ人もいます。
匂いで苦痛を感じていては、ヨガに集中出来なくなってしまいます。自分に合った方法でヨガマットを選びましょう。
色やデザインで選ぶ!
ヨガマットには色やデザインが豊富にあり、どれもオシャレですが、より自分が気に入ったデザインのヨガマットを選ぶようにしましょう!
お気に入りの服で出掛けると気分が良いように、ヨガでもお気に入りのヨガマットを使用すると向上心が上がり、より効果的にヨガを楽しめますよ。
定番はやはりシンプルな無地で、年齢や性別問わず人気です。
無地の場合重視するのは色ですよね!色は心理的効果が大きいため、選ぶ時は自分がヨガで求める効果のある色にすることをおすすめします。
【色の効果】
赤 刺激や興奮を与え、体温や血圧が上がる。
青 落ち着く。体温を下げる。
黄 集中力が上がる。運動神経が活発になる。
緑 リラックス。安心感があり緊張をほぐす。
紫 鎮静効果。疲れを癒す。
ピンク 幸福感。若返り効果。
無地のヨガマットでも、リバーシブルになっているタイプもあるため、その日のヨガのメニューや、気分によって色を変えてみると楽しいです。
ヨガマットの素材を紹介!
TPE(熱可塑性エラストマー)
ヨガマットの主流になりつつあるTPEは、ゴムのようでゴムではない比較的新しい素材です。軽量で持ち運びに便利なため、スタジオに通う人におすすめです。
匂いが少ないことや、水拭きが可能でお手入れが簡単なところも人気の理由です。
注意したいのは熱に弱いという点です。高温になる場所での保管は劣化を促進させてしまうため、気をつけましょう。
価格は平均より少し高めになっていますが、リサイクル可能なエコ素材であることや、扱いやすさから人気を集めています。
天然/合成ゴム
高いグリップ力で滑りにくいゴム素材は、難しいポーズも取りやすいため、ヨガ中〜上級者に愛用者が多くいます。耐久性にも優れており、お手入れをしっかりしていれば、買い換えが必要ない程長く使用できるところも魅力です。
性能は高いですが、その分価格も高めなため、初心者から使用している人は少ない素材です。また、ゴム製はかなり重さがあり、持ち運びには向いていません。
ゴム独特の匂いを気にする場合は合成ゴムの方が無臭に近いです。
ゴムアレルギーの人は使用を控えましょう。
PVC(ポリ塩化ビニール)
PVC製ヨガマットの最大の特徴は価格が安いことです。ヨガマットは主にスポーツ店で販売されていますが、PVCはホームセンターやドラッグストアでも販売されていて流通量が1番多い素材です。安いものでは1,000円で買えるものもあり、他の素材とはかなり差があります。
PVCはビニールですのでグリップ力が低く、ふとした瞬間滑ってしまうことがあります。
また、水洗いが出来ないため汗や汚れが付いた場合のお手入れがしずらいため、劣化が早く頻繁に買換えが必要になります。
コルク
コルクはヨガマットの新しい素材として注目されています。
コルクは、コルクガシという木の皮から作られた天然素材で、スベリンという抗菌作用の成分が含まれているため清潔に使うことができます。
適度なクッション性と衝撃を緩和する性能があり、グリップ力も抜群です。断熱材としても使用されている通り、床からの冷えから体を守ります。厚さは8㎜から10㎜とやや厚めで、値段は15,000円前後で販売されています。
とにかく見た目がオシャレでエコ素材なため、ナチュラル志向の強いヨギーから人気を集めています。
畳
癒しを求める人におすすめしたい畳ヨガマット。古くから日本人に愛されたい草の香りが気分を落ち着かせ、リラックスできます。い草は汗やアンモニア臭といった匂いに対する消臭効果があり、いつでも爽やかな空気でヨガを楽しむことができます。また、通気性が良いためサラサラとした肌触りが気持ち良いです。
摩擦による劣化が心配されますが、しっかりテストされているため、頻繁に買換える必要もありません。
畳といえば一般的に使われるシンプルなデザインを想像しますが、ヨガマットにはカラフルなデザインが沢山あり、見た目でも楽しめるものばかりです。
ヨガマットの人気おすすめメーカーを紹介!
Active Winner
2014年に設立されたフィットネス製品を扱うActive Winner(アクティブウィナー)。
3,000円ほどで購入できる価格が安いPVCでありながらも、高いパフォーマンス力で大注目されているブランドです。
特にヨガに必須のグリップ力、クッション性、耐久性は他のPVC製ヨガとは比べものにならないほど優秀です。気になる匂いもありません。
形状記憶が素晴らしく、クルクル巻いて保管しても広げた際はすぐフラットになり余計な型がつきません。
PVCのヨガマットにするなら、おすすめのメーカーです。
LICLI
LICLI(リクライ)はネット通販で人気のフィットネス用品メーカーで、特にヨガマットは筋トレやストレッチにも使える万能マットだと評判です。
特に人気なのは長さ180㎝超えの厚さ10㎜タイプ。ビックサイズであるにも関わらず、重さは1㎏以下と超軽量でスタジオへの持ち運びにも便利です。収納ケースもセットになっているため、別売りでわざわざ購入する必要もありません。
クッション性が高く、痛めやすい膝を軸にしたポーズも難なくできます。
表面の凹凸が特徴で、これによってグリップ力が上がり滑りにくくなっています。
厚めのヨガマットを探している人におすすめです!
PURE RISE
PURE RISE(ピュアライズ)はレギンスやTシャツなどのウェアやマットなど、多くのヨガアイテムを扱うメーカーです。
厚さの種類が多いため、自分好みの厚さをピンポイントで選びやすくなっています。また、無料で厚さごとのサンプルを送ってくれる嬉しいサービスもあります。
カラーバリエーションも豊富で、一般的なパステルカラー系だけではなく黒や茶色といったダーク系もあり、男性からも人気を集めています。
基本的なクッション性やグリップ力も付いているため、初心者にもおすすめのメーカーです。
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まとめ
ヨガをする時、ヨガマットは使用するべきアイテムです。特にヨガマットのクッション性やグリップ力、耐久性はヨガの効果を最大限に引き出してくれます。体を守るためにも大切なことですから、持っていない人は購入を検討してみてくださいね。
今は素材やデザインなど、様々なヨガマットが沢山あります!快適に楽しくヨガをするために、最適なヨガマット選びをしてください。
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