スポーツの上達を目指す時の手段として、実戦練習はもちろん本やDVDから情報を得るのも大切です。ルールや基本的な動作、戦術などを頭に入れておくことで、より実戦練習を充実したものに出来るためです。
ハンドボール競技の本も様々な種類が出版されています。そこでハンドボールの上達を目指す方のために本の種類・選び方に加え、おすすめしたい本を紹介します。
ハンドボールの本の種類は何がある?
- 初心者向けはルールや基本練習方法の基礎となる本
- 中級や上級者向けは上達のコツや戦術が書かれている本
- 指導者には戦術や実際に指導した人の本
- わかりやすく説明するためにDVDがついているタイプ
初心者向けはルールや基本練習方法の基礎となる本
これからハンドボール競技を始めようと思っている人や、初めて部活動やクラブ活動でハンドボールを始める人におすすめしたい本です。ルールやポジションの名前、動作の名前などの基本情報から基本的な練習方法が分かりやすく解説されています。
中級や上級者向けは上達のコツや戦術が書かれている本
ハンドボール競技は速攻等1人2人で点を取りに行くケースも在りますが、基本的にはセットプレーで攻め込みます。そのためハンドボール中級者・上級者は戦略方法を考える必要があります。戦術パターンが解説されている本を参考に実戦練習するのがおすすめです。
指導者には戦術や実際に指導した人の本
ハンドボール競技は、監督やコーチの指導によってチームの実力に差がでてしまう競技です。そのため指導者に就くのはほとんどが経験者の傾向があります。
しかし、経験があってでも指導力を高めるために本を手にする方も多くみられます。
全国制覇を成し遂げた監督や全日本のコーチの経験・戦術が解説されている本がとても参考になります。
わかりやすく説明するためにDVDがついているタイプ
ハンドボール競技の経験がある無しに関わらず、写真と文面ではなかなかイメージできない動きや戦術もあります。そんな時は、解説DVDがついている本がおすすめです。動画で観ることで技術の習得が早くなります。
ハンドボールの本を選ぶ時のポイント
- 自分の現状を知る
- 立場によって読む本を選ぶ
- 何を上達させたいかを明確にする
自分の現状を知る
ハンドボール競技の本には様々な種類があり、選ぶ本によって内容がすいぶん変わります。
そこで本を選ぶ時は、まず自分のレベルを把握することが大切です。何を先に勉強すべきなのかを考えて、順序良く本を読み進めていく必要があります。そうすることで本の内容がスムーズに頭にはいり、実戦にも有効に活かせるようになります。
立場によって読む本を選ぶ
ハンドボール競技の本は必ず内容を確認し、自分の立場にあっている本か確かめてから購入することをおすすめします。選手向けの本なのか、指導者向けの本なのかきちんと確認しましょう。また、自分のポジションが決まっているのであれば、そのポジションの動きについて多く記載されている本を選ぶようにすると良いでしょう。
何を上達させたいかを明確にする
自分は、何を求めて本を探しているのかも明確にする必要があります。
シュートのバリエーションを増やしたいのか、セットプレーの戦術を考えたいのか、ディフェンスの動きを学びたいのか等を明確にして本を選びましょう。
ハンドボールをしている人に読んでほしい本6選
勝利のために必要な、基本から応用までと幅広い内容の本です。守り・攻め共に活躍するための頭脳と技術を身に付けられる解説本となっています。
シュートやパスを始め、1対1・2対2の攻め方、ポジションごとのスキルアップ術が学べます。
強豪高校監督が、実戦で活かすことの出来るスキルを伝授している本です。動きは連読写真で分かりやすく、解説も細かくついています。ハンドボールで活躍する秘訣や、パスワークの身に付け方等、すぐに取り入れたくなる内容が満載です。
スポーツイベントハンドボールは、毎月創刊されている国内外のハンドボール情報誌です。インターハイ、選抜、日本リーグ、活躍選手のインタビュー、技術の解説などが掲載され、盛りだくさんの内容となっています。ハンドボールの「今」を知ることの出来る本です。
全国No.1の勝利メソッド、法政二高が実践しているゲーム戦術を公開。フィジカル、テクニック、メンタル面のトレーニング方法を解説しています。着実に勝利に結び付けたい指導者におすすめしたい本です。
23年間にわたって洛北高校女子ハンドボール部を指導し、女子高校界初となるインターハイ4冠、2年連続高校3冠を成し遂げた監督の本です。全国大会出場経験のない生徒をどのように導いたのか、指導者のみならず、ハンドボールに携わるすべての人へのメッセージ・ヒントが込められた本となっています。
大崎電機所属の宮崎大輔選手が、ハンドボール競技の基本から応用編まで動きを解説しているDVD付きの本です。パス・ドリブル・フェイント・シュートなどの基礎から、コンビネーション・ディフェンス・テクニックといったレベルの高い動きを学ぶことが出来ます。またトレーニング方法やメンテナンス方法まで伝授。まさにハンドボール競技をパーフェクトにマスターできる本です。
まとめ
ハンドボール競技の本には様々な種類があり、何を選べば良いか悩む事も多いはずです。そんな時は、自分のハンドボール歴や現状のレベルを踏まえて読み応えのある本を選ぶと良いでしょう。
上手くなるには実戦あるのみとも言いますが、やはり知識や動きのバリエーションはどこかから吸収する必要があるのです。
ハンドボール本を上手く活用して、楽しくレベルアップを目指しましょう。
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